ひさみの懺悔室

ひさみの住所は台東区浅草6丁目 1999年4月28日
ある日会社でメールチェックしたら、自宅の旦那からメールが届いていた。
+--TTAニュース---------------------------------------+
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|4月28日 午前2時18分頃 |
|台東区浅草6丁目にて 寝言 を聞くことができました。 |
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|内容:「フフフッ(笑) またふたつ。」 |
|意味:現在のところ不明 専門家が解析中。 |
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|この件について情報をお持ちの方は TTAニュース まで |
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ひさみは時々寝ながら何かをつぶやき、笑うらしい。
初詣子供の見本になる登山 更新日:1999/3/19
みんなで初詣に行くというので、着物で出かけたが、待ち合わせ場所で「なんでそんなの着てるの?大山登山すんだよ。」と言われ「聞いてないよ」と思いつつ、それでもそのまま現地へ。しかも、あえてモノレールは使わず、勾配のキツい男坂を着物のすそをたくし上げて登っていた。通りすぎる親子の父「ほら、XX君、あのお姉ちゃんなんか着物きてがんばってるんだから、おまえもがんばって登ろう。」私「。。。。。(別に好きでやってるわけじゃないさ。)」
潜在的食い逃げ症候群 更新日:1998/12/16

後払い制の社員食堂で、食べ終わった食器トレイを洗い場のベルトコンベアに載せた瞬間、同僚の叫び声にふと我に返ると、まだ会計を済ませていなかった。流されていく食器を慌てて引き戻した瞬間のあの緊迫感。わっかんねえだろうなあ。
ごめんなさい。ちゃんとお金は払いました。

吉野屋が好き 更新日:1998/12/16
その昔、片思いだったS君に、しみじみと、「お前って、世界で一番牛丼の似合う女だよな。」と言われた。
そんな木下の定番メニューは今でも「並、つゆだく」です。
安上がり 更新日:1998/12/16
飲んだ勢いで入ったゲームセンターで、ストリートファイター3を始めた。3百円を投じたあたりで突然劇的に勝ち抜き始めた。初めてやったので良くわからないが、なんだか強そうなキャラが次々に倒れていく。何と気分の良いことか。同僚Nさんと二人でゲームセンター中が振り返るようなテンションでゲームに夢中になっていると、10分ほどたって初めて気づいた。デモ画面だった。
「あの人に謝りたい」第6位ぐらい 更新日:1998/12/16
電話でお客様と話す仕事をしている。
「ではまずお名前とお電話ばっつ、はっくしょん」
そのくしゃみは、何の前触れも無くやってきた。受話器に向かってくしゃみはまずいよな、くしゃみは。。。
ダイエットしなきゃ。 更新日:1998/12/16
我が家の食事中の会話。木下「お変わりいかがですか?」ダンナ様「うん、お願いします。」台所で茶碗にご飯を盛り付けたところまでは記憶に残っている。「もしもーーーし。」ダンナ様の声に我に返ると、茶の間でTVを見ながら何の疑問も無くダンナのお茶碗とダンナのお箸で幸せそうにご飯を食べる自分に気づいた。ダンナは日々痩せている。どうしよう。
祖母やすゑの想い出 その1 更新日:1999/2/5
木下の育ての親、祖母やすゑの想い出は、現在でも話のネタに頻繁に使用させてもらっている。そのうちのひとつ。とうもろこしの話。
ある夏休み、都会から遊びにやってきた従姉妹が祖母に連れられてとうもろこしを取りに行った。従姉妹「おばあちゃん、どのとうもろこしを取ったらいいの?」祖母「茶色く毛が生えたのを取ればいいに」従姉妹「どうして毛が生えたのなら取っていいの?」祖母「大人だからだに。」そして祖母はニヤリと笑った。
祖母やすゑの想い出 その2 更新日:1999/2/8
畑から帰ってきた祖母が、背負子の中から大切そうに2種類の野菜を取り出して、神棚に供えていた。見ると2本足のニンジンと3本足の大根を2つ仲良く並べてる。両手を合わせ、神妙な顔をして「子孫繁栄、子孫繁栄」と唱えた後、また彼女はニヤリと笑った。
祖母やすゑの想い出 その3 更新日:1999/3/10
いつもおかずのあまりの入ったどんぶりなどが入っている台所の戸棚を開けて、何かつまめるものが無いかと漁っていると、お客様がお土産に持ってきたらしきお菓子の箱が置いてあった。しめしめ。中をそっと開けると、銀色の紙に包まれた小さな包みが整然と幾つも並んでいた。周囲をみまわして、そっと包みを開けると、なんだかすごく長ねぎに似た3センチくらいの長さの円筒形の白い塊が入っている。「変わったお菓子だな」と思い食べてみたところ…。やっぱり長ねぎだった。犯人は、彼女しかいない。
祖父敏夫の想い出 更新日:1999/3/10
祖父は、いつもバナナを食べるとき、爪で1個所にきれいに切れ目を入れて中身を取りだし、残った皮を、切れ目を下にしてコタツの真ん中におきっぱなしにしていた。これがあたかもまだ中にバナナが入っているように見えて非常に紛らわしい。ただし、大変に厳格で無口な祖父に、その事を確認できる人間は家族には1人もいなかった為、それが悪戯だったのか、それとも単なる癖だったのかは不明なまま。今ごろはあの世でほくそえんでいるに違いない。